さて、今日は私たちの家探しについて。

 居心地の良い今の住居には、残念ながら1月の頭までしか住めません。と言うわけで、何とか新しい家を探さなくてはいけません。こちらはクリスマス休暇が長いので、12月の後半に契約やら引越しやら、大家さんとのやり取りをするのは実質上難しいそうです。となると、12月の頭には新しい家に引越していなくては!
 あわあわと焦って、急遽こちらでお世話になっている日本人のSさんに頼んで、電話で内見の予約をひとつ取り付けていただきました。そして内見には、無謀にも私たち夫婦2人だけで行ってきました。こちらは、賃貸契約で大家さんとのトラブルも多いようです。物が壊れたときにどちらが修理費を出すかとか、なかなか修理に来てもらえないとか。それだけに、お金のことも絡んで、内見の際に確認しておきたい内容は山ほどあります。前日から、契約にあたって確認しておかなければならない質問を、2人で必死に独作文。おそらく会話に出てくるであろう単語をリストアップして、単語帳まで作って本番に挑みました。が。
 案内してくれたのは日本にも来たことがあると言う、とってもフレンドリーなおばあさん。かなりゆっくりとドイツ語を話してくれているのはわかるのだけど、1割も理解できない・・・。しかも、ちょっとわかったところは、おばあさんの娘さんの話とか、私もウィーンで仕事をするべきだとか、世間話の部分だけ。契約に関するところはさっぱり???でした。だんなはうんうん、と頷いているので、きっと理解できているに違いない!と尊敬の目で見ていたのに、後で2人になって聞いてみるとやっぱりわからないことだらけだったらしい・・・。そうだよね。私たちには難しかったよね。
 せっかく案内してもらったけれど、今回は不明な点が多すぎて、決められず。見送ることにしました。
 嗚呼、この極寒の地で真冬に路頭に迷ったらどうしよう・・・。