Krakow市内観光 − カジミエジュ地区(Kazimierz)

 量、質ともに十分に睡眠をとり、2日目はクラクフの市街を観光。最初に向かったのはカジミエジュ地区(Kazimierz)というかつてのユダヤ人街。カジミエジュというのは中世にユダヤ人の優遇政策を採った王様の名らしい。第二次大戦でポーランド内で唯一破壊されずに残ったユダヤ人街とのこと。街の中心の中央広場から少し離れているが、徒歩で15分か20分ほど。知らない土地を歩くのは楽しく、あっという間に到着した。

↑テンペル・シナゴーグSynagoga Tempel 残念ながら入り口に鍵がかかっており、中は見られず。

イザークシナゴーグSynagoga Izaaka キリスト教の教会とは違って内部はとても簡素と言う印象。壁面に文字や絵が描かれている。

↑スタラ・シナゴーグStara Synagoga 中はユダヤ人の文化を紹介する博物館になっていた。展示品の説明を読みながら、大学時代のN先生の授業を思い出す。


↑レーム・シナゴーグRemuth Synagogaとユダヤ人墓地
このほかにも、シナゴーグだった建物を使った本屋にも立ち寄り、アウシュビッツの本を1冊とユダヤ語とヘブライ語のアルファベットの表を購入。この地区の印象は、おしゃれなお店などもちらほらある一方、建物が全体的に灰色で落書きなども多く、街の中心よりも少し寂れていると言う感じ。訪れた季節によっても印象が違うかもしれないけれど。この日もとにかく寒く、顔が痛かった。ウィーンより寒い。