6-7. 3. 2010 Prag 1日目

 1ヶ月以上前のことなので、写真を見て思い出しながら。
 3月6日の朝WienのSimmeringという駅からGustav Klimt号に乗ってプラハへ。車外の景色は雪・ゆき・ユキ。およそ4時間半でプラハへ到着。とにかく寒い。プラハ城が見えるというホテルにひとまず向かう。地下鉄を乗り継いでMalostranska駅へ。ホテルは駅のすぐそばのはずなのだが、プラハの街は道がとても入り組んでいて、簡単に方向感覚を失ってしまう。吹雪の中、何とかホテルに到着。荷物を置いて、遅い昼食をとりにカレル橋を通って旧市街地へ。バドワイザーの元祖Budverの生が飲めるというレストランU Medvidku(Na Perstyne 7, Praha 1)に入った。

 チェコのビールは、オーストリアのビールと違って甘くなく、とても美味しい。国民一人当たりのビールの消費量世界一というのもうなずける。(なんと日本人の3倍近くの消費量らしい!)今回の旅行で、一番美味しいと思ったのがここの黒ビールだった。
 その後旧市街広場をぶらぶら散策。色んな時代の建物が広場をぐるりと取り囲んでいる。

 旧市庁舎。

 旧市庁舎塔の天文時計。毎正時に仕掛け人形が見られるということで、その時刻になるとたくさんの人が時計の前にカメラを構えて集まってくる。が、これがなんともあっさりした仕掛けで、私たちが見ていた時には周りの人たちの間で、え?これだけ?みたいな落胆の声と笑いがちらほら。

 広場の中央にあるヤン・フスの像。15世紀のチェコ宗教改革の先駆者。ローマ教会の堕落を激しく批判したため異端として1415年火あぶりの刑に処されたが、フスの死後もフス派を名乗る人たちがカトリック教会と激しく戦ったという。
 本当はもっといろいろと観光すべきところはあったのだけれど、すでに日は落ち寒さに耐え切れず、夕食をとるために広場の近くのMlejnice(Kozna 14)というこじんまりとしたレストランに入ることに。もちろんここでもビール。食事はほうれん草の鶏肉包み。ここは料理がとても美味しかった。